2014年10月8日水曜日

ここしばらく、震災のあとに起業した東北の女性たちにインタビューをしています。安部総理が国連総会で「女性のエンパワーメントは日本の主導理念の一つになった」と力強く述べられましたが、国際協力の分野でも、日本は「女性のエンパワーメント」を前面に打ち出しています。特に、災害とジェンダーに関しては、国連女性の地位委員会(Comission on the Status of Women)に「ジェンダーと災害」という決議を提案し、前回一致で採択されるなどリーダーシップを取っています。(先日、UNDP東京事務所、Oxfam Japan、Gender Action Platformで共催した勉強会の簡単なレポートはコチラ

5月に北京で開催されたAPEC女性と経済フォーラムで、「災害復興における女性の経済的エンパワーメント」について東北の事例を発表させていただきましたが、さらにその経験を教訓化し、災害が増加しているアジア太平洋地域の国々、そして、来年3月に仙台で開催される第3回国連防災世界会議という場を通じて世界各国にお伝えしていくというプロジェクトに関わっており、その一環でいろいろな女性たちにインタビューをして歩いております。

10月6日、台風情報とにらめっこしながらお邪魔したのは、亘理町のWatalis
あちこちのご家庭に眠っている着物の生地、素敵な柄や長寿や健康や子どもの幸せを願う意味合いのある柄がとても魅力的なのですが、それらを今の時代の小物や装飾品に生き返らせる、それをしっかりと地元のビジネスとして根付かせようとしているのが引地恵さんが高校時代のお友達の橋元さん、妹さんの協力を得て起業したWATALISです。



これまでのインタビューで見えてきたのは、起業の背景に、小さい頃からのそれぞれのライフステージでの経験、一見関係の無いような仕事や家庭内・地域でのワーク、人間関係の積み重ねがあるタイミングで起業という形で花開く・・・というライフ・ストーリーです。引地さんのお話にも本当に引き込まれてしまいました。町の職員として民俗資料館での展示企画・取材を進める中、引地さんがある農家のおばあちゃんにインタビューした時、かつてこの地域に根付いていた生活の技術や知恵、そしてその根っこにあるある意味普遍的な女性の生き方が時間軸を超えて繋がる感覚があったそうです。



WATALISさんのプロダクト、本当にデザイン性が高くて素敵なものばかり。県内の数ある伝統工芸の老舗の中でも頭角を表し(!)、「東北発!百貨店推奨ブランド』では、仙台三越のイチオシブランドに選ばれました!!


台風が近づく中、朝10時からお邪魔したのですが、明るくて居心地の良いオフィスで引地さんや橋元さんや若手スタッフの武者さん(そう、しっかりと地元の女性の雇用を生み出しているのです!)のお話をうかがっているうちにあっという間に時間が過ぎてしまい、最後バタバタとショッピング。もっとゆっくり見たかったです。

本当に素敵な心のこもった、そして洗練されたプロダクトばかりなので、これからクリスマスや年末年始のギフトに皆様、いかがでしょうか?バースデープレゼントにもぴったりですよ。



私は自分用にいちごのストラップと名刺入れ、娘のお土産にヘアピンを買いました。とても気に入ったみたいで、早速、学校にしていったようです!

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