2014年10月15日水曜日

院内集会「『女性活躍』と『地方創生』~処方箋は盛岡にあり~』(10月24日)を開催します!

Oxfam Japanの震災復興支援のジェンダーアドバイザーとして東北に通い始めてから3年以上経ちました。Oxfam Japanは常に、人道援助の国際基準と、国際社会(国連・NGO・政府等)が培ってきた女性支援・復興支援の人権ベースの価値観・手法を踏まえた形で、支援を計画し、実施してきました。

支援プログラムの一環として、「復興プロセスを女性たちの経済的エンパワーメントの機会にする」ことを目的とした事業を地元の団体への支援を通じて実行しました。その中でも2つの事業の成果の報告会「『女性活躍』と『地方創生』~処方箋は盛岡にあり~」を10月24日(金)14:00~16:30に衆議院第二議員会館で開催します。
岩手県初の民間のひとり親支援団体「インクルいわて」によるシングルマザーの就労支援事業。長年、地元に根を張って活動してきた「もりおか女性センター」による女性の起業支援。どちらもピンポイントで「就労」「起業」を捉えるのではなく、女性たちの人生や日々の生活におけるエンパワーメント(自己決定能力)や家庭内での位置付け・ケアワークなど女性を取り巻く環境を念頭においた、包括的かつ中長期的な支援を展開しました。その手法・成功要因は、今、盛んに議論されている「女性活躍」のための政策パッケージやそれに続くであろう事業のモデルにもなりうると思います。
女性の就労支援・起業支援に関わっていらっしゃる行政機関の皆さま、企業の皆さま、NPOの皆さま、是非、ご参加ください。メディアの方々も大歓迎です。

本事業の関連記事:
ひとり親就業事業 包括的な支援の構築を (8月25日、岩手日報論説)
震災と女性の就労 (大崎麻子、3月7日、NHK 視点論点)

2014年10月8日水曜日

ここしばらく、震災のあとに起業した東北の女性たちにインタビューをしています。安部総理が国連総会で「女性のエンパワーメントは日本の主導理念の一つになった」と力強く述べられましたが、国際協力の分野でも、日本は「女性のエンパワーメント」を前面に打ち出しています。特に、災害とジェンダーに関しては、国連女性の地位委員会(Comission on the Status of Women)に「ジェンダーと災害」という決議を提案し、前回一致で採択されるなどリーダーシップを取っています。(先日、UNDP東京事務所、Oxfam Japan、Gender Action Platformで共催した勉強会の簡単なレポートはコチラ

5月に北京で開催されたAPEC女性と経済フォーラムで、「災害復興における女性の経済的エンパワーメント」について東北の事例を発表させていただきましたが、さらにその経験を教訓化し、災害が増加しているアジア太平洋地域の国々、そして、来年3月に仙台で開催される第3回国連防災世界会議という場を通じて世界各国にお伝えしていくというプロジェクトに関わっており、その一環でいろいろな女性たちにインタビューをして歩いております。

10月6日、台風情報とにらめっこしながらお邪魔したのは、亘理町のWatalis
あちこちのご家庭に眠っている着物の生地、素敵な柄や長寿や健康や子どもの幸せを願う意味合いのある柄がとても魅力的なのですが、それらを今の時代の小物や装飾品に生き返らせる、それをしっかりと地元のビジネスとして根付かせようとしているのが引地恵さんが高校時代のお友達の橋元さん、妹さんの協力を得て起業したWATALISです。



これまでのインタビューで見えてきたのは、起業の背景に、小さい頃からのそれぞれのライフステージでの経験、一見関係の無いような仕事や家庭内・地域でのワーク、人間関係の積み重ねがあるタイミングで起業という形で花開く・・・というライフ・ストーリーです。引地さんのお話にも本当に引き込まれてしまいました。町の職員として民俗資料館での展示企画・取材を進める中、引地さんがある農家のおばあちゃんにインタビューした時、かつてこの地域に根付いていた生活の技術や知恵、そしてその根っこにあるある意味普遍的な女性の生き方が時間軸を超えて繋がる感覚があったそうです。



WATALISさんのプロダクト、本当にデザイン性が高くて素敵なものばかり。県内の数ある伝統工芸の老舗の中でも頭角を表し(!)、「東北発!百貨店推奨ブランド』では、仙台三越のイチオシブランドに選ばれました!!


台風が近づく中、朝10時からお邪魔したのですが、明るくて居心地の良いオフィスで引地さんや橋元さんや若手スタッフの武者さん(そう、しっかりと地元の女性の雇用を生み出しているのです!)のお話をうかがっているうちにあっという間に時間が過ぎてしまい、最後バタバタとショッピング。もっとゆっくり見たかったです。

本当に素敵な心のこもった、そして洗練されたプロダクトばかりなので、これからクリスマスや年末年始のギフトに皆様、いかがでしょうか?バースデープレゼントにもぴったりですよ。



私は自分用にいちごのストラップと名刺入れ、娘のお土産にヘアピンを買いました。とても気に入ったみたいで、早速、学校にしていったようです!

2014年10月4日土曜日

10月11日は、国際ガールズデー(International Day of the Girl Child)です!

10月11日は、国連が制定した国際ガールズデー(International Day of the Girl Child)Because I am a Girl キャンペーンを世界中で展開してきた国際NGOプランが、数年かけて国連と各国政府に働きかけた結果、2011年12月の国連総会でInternational Day of the Girl Childの制定を呼び掛ける決議が採択されました。今年で3回目を迎えます。

「世界の女の子の現状に目を向け、国連女性差別撤廃条約や子どもの権利条約などの国際規約が掲げる通りに、女の子の人権を尊重し、女の子があらゆる意思決定過程に主体的に参加できるよう世界的な機運を高めていこう、というのがガールズデーの趣旨です。

2つの記念イベントに登壇しますので、世界の女の子の現状に関心がある方は是非、いらしてください!

【10月11日】第3回国際ガールズデー・記念イベント「13歳で結婚、14歳で出産、恋は、まだ知らない」
今年は、「女の子たちの早すぎる結婚(児童婚)」をテーマに、10月10日・11日の2日にわたり、映画の上映やトークセッションを開催します。私は11日午後のトーク・セッションに登壇します。昨年、ネパールのプラン・ジャパンによるプロジェクト現場を訪問したときに会った男の子・女の子も来日してくれるので、楽しみです。

プログラム・お申込みはコチラ

場所: 青山学院大学
主催: 公益財団法人 プラン・ジャパン
後援: 国連広報センター、国連人口基金東京事務所、外務省、内閣府男女共同参画局(フォーラム)、渋谷区、渋谷区教育委員会、ほか


【10月18日】国際ガールズデー・国連デー記念イベント
国連広報センターが、中央大学(国連アカデミック・インパクト参加大学)、市民社会のネットワーク「Beyond MDGs Japan」と協力して、世界の貧困、ミレニアム開発目標を考える3回のセミナー・シリーズを開催します。NHKが世界の放送局と連携して放送した「Why Poverty?」というドキュメンタリー作品を上映し、そのあとにパネル・ディスカッションを行う予定。
私は第一回目の10月18日に登壇します!「ソーラ―・ママ」というドキュメンタリー作品を上映、そのあとにディスカッションをします。モデレーターを務められるのは、コロンビア大学大学院でご一緒した、国連広報センター所長の根本かをるさんです。
女性のエンパワーメントと実はきってもきれない関係にあるのが「エネルギー」の問題。このドキュメンタリーは、イエメン北部の砂漠地帯に住む、読み書きのできなかった女性たちが教育を受け、技術を身につけ、次第にエンパワーされていく様子を描いています。きっと私たち一人一人が共感できるストーリーだと思います!

プログラム・お申込みはコチラ 場所は中央大学後楽園キャンパスです。










2014年7月2日水曜日

JICA途上国行政官研修


毎年6月は、JICAの途上国行政官のためのジェンダー研修の講師を務めております。

場所は、京王線幡が谷駅の近くにある、JICA東京国際センター。宿泊棟もある研修施設で、常時、たくさんの研修コースが開催されており、世界中から集まった研修生の方々が寝食を共にしながら研修を受けていらっしゃいます。

今年も行ってきました!

私が担当したのは、Gender Mainstreaming Policies (ジェンダー主流化政策概論)と Gender Sensitive Budgeting (ジェンダー予算)の2コマ。今年は、カンボジア、ガーナ、モルディブ、ミャンマー、ネパール、ナイジェリアから、女性省、保健省、公共サービス省、総務省などの行政官が8名参加。


それぞれが現場を持ち、日々、女性や女の子の生活状況の改善に取り組んでいます。その中でぶつかる障壁は、案外、万国共通。ディスカッション・タイムでは、共通の課題やそれを乗り越えるための工夫についての話が盛り上がりました。特に、「ジェンダー予算」は、公共予算の分配の公平性という観点、そして、限られた財源をどう有効に活用し、ミレニアム開発目標を達していくか?という観点から、現在世界中で導入されている政策分析ツールです。研修生の中にも実際にジェンダー予算プロジェクトに関わっている人がいて、活発な議論になりました。

研修生の皆さんと。楽しかった!

ちなみに、このジェンダー研修の企画・運営は、公益財団法人アジア女性交流・研究フォーラムさんが担われています。

2014年6月21日土曜日

【登壇のお知らせ】2014年7月


7月3日18時〜20時 Gender Action Platform/オックスファム・ジャパン/UNDP(国連開発計画)駐日代表事務所共催 「第三回国連防災世界会議に向けた勉強会(第2回目) 〜ジェンダー視点から考える防災・復興 東北での支援活動の成果と教訓〜」(非公開。後日、レポートを発表します。第一回勉強会の様子はコチラ

7月9日19時〜21時 ISSHO アカデミー「DV家庭で育つ少女たち。恋人に支配される少女たち 〜DV・ストーカー被害と対策の現状」全国女性シェルターネットの近藤恵子さんをお迎えして (モデレーターを務めます)

7月12日午後 ジョイセフカレッジTOHOKU@仙台 基調講演「もっと輝く、明日からの生き方

7月13日10時〜12時 GMNマンスリー 「世界で生きる力 〜IB(国際バカロレア)が子どもたちを強くする?〜」東京インターナショナルスクール代表/国際バカロレア機構アジア太平洋地区代表 坪谷ニュウェル郁子さんとの対談

7月15日19時〜21時 プラン・ジャパン プラン・アカデミー「グローバル・イシューとしてのジェンダー 日本国内の状況は?」

7月19日18時半〜21時 読売新聞社未来貢献プロジェクト トーク・セッション オイシイ男女のライフスタイル


【登壇のお知らせ】2014年6月

すっかり更新を怠ってしまいました!

6月に登壇する予定の公開イベントのご案内です。
お近くの方は是非いらしてください。

6月22日14時〜16時 八王子市男女共同参画センター 「もっと輝く、女性の生き方 〜世界の視点から考える〜」


6月25日18時〜19時半 福山市男女共同参画センター(イコールふくやま) 「さあ、もっと自分らしく!幸せに生きるためのヒント」 


6月26日13時半〜15時半 岡山県男女共同参画センター(ウィズセンター)「グローバル社会を生き抜くために 〜ジェンダー・ギャップ指数105位の日本がすべきこと」

6月28日13時半〜15時半 新潟ユニゾンプラザ 「女性が活躍すると、日本の経済はよくなるの?〜世界と日本の現状から考える〜」

6月29日10時〜12時 グローバルママネットワーク(東京)「『人間力』の基礎作りのために家庭でできること 〜考え、共感し、伝える力を育むために〜」 (ボストン在住ジャーナリスト菅谷明子さんとの対談)