2013年11月12日火曜日

【登壇のお知らせ】11月30日宝塚市立西公民館「もっと、自分らしく!~幸せに生きるためのヒント~」


宝塚市
平成25年度男女共同参画プラン推進フォーラム
「もっと、自分らしく!~幸せに生きるためのヒント~」
11月30日(土)13:30-15:30 
宝塚市立西公民館

 男女共同参画社会・・・っていうと、しゃちほこばった(!?)イメージを未だに私は持っているわけですが、平たく言えば、男性も女性も、男の子も女の子も、自分の持って生まれた可能性を開花させながら生きていける社会じゃないかと思います。

そして、そんな社会を創るためには、男性と女性のパートナーシップも必要不可欠。ポジティブにとらえていきたいものです。

そんな視点から、これからの時代を幸せに生きるためにヒントを考えてみたいと思います。

生きていれば、理不尽な出来ごとにも遭遇するものです。その時に、誰かや何かに依存せずに、自分で人生の舵取りをしていけるチカラ。今のことだけ、自分の視野に入ることだけ、という近視眼的な視点ではなく、長い眼で、そして柔軟な視座で考えるチカラ。

そんなチカラをつけることが、幸せの人生の土台になるのではないかなと思います。

〇 自分で考え、自分で決める習慣をつけること
〇 多角的な視点やリテラシーを身につけること
〇 他の人と繋がる力を築くこと

をいくつかの具体的なレッスンを交えてお話します。


是非、いらしてくださーい!


【登壇のお知らせ】11月16日 共に生きるフォーラムふじさわ2013


2市1町(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)広域連携事業
「共に生きるフォーラムふじさわ2013」で講演します!

日 時:2013年(平成25年)11月16日(土)
    13:30~15:30(開場 13時)
 会 場:藤沢市役所第3庁舎2階 第3会議室


藤沢市は、私の「地元」・・・!

今も、実家に帰ると江ノ電で藤沢まで行き、大新でラーメン&餃子を食べ、有隣堂で何時間もぶらぶらして本を買い、イトーヨーカドーで買物して、帰りはバスに乗る・・・という定番コースを必ず辿っております。

今回、フォーラムふじさわ実行委員会からいただいたお題は、

どんな良いことがあるの?男女共同参画が実現すると… 男女格差指数135カ国中101位の日本 ~世界とのギャップは何か?!」

先ごろ世界経済フォーラムによって発表された2013年のGlobal Gender Gap Reportでは、昨年の101位からさらに順位が下がり、105位になりました。この順位は何を根拠に算出されているのか?なぜ日本は順位が下がり続けているのか?そもそもなぜ、グローバル・ビジネス、グローバル経済関係者のネットワークである世界経済フォーラムが「各国のジェンダー平等の進展度」に注目しているのか?といったポイントについて、お話しする予定です。






2013年11月5日火曜日

【登壇のお知らせ】11月9日(土)男女共同参画フォーラムinさいたま

11月9日(土)の男女共同参画フォーラムinさいたまにて、パネル・ディスカッションのコーディネーターを務めます。

「女性の輝きが未来を拓く」が今年のテーマだそうで、基調講演はイーウーマン代表の佐々木かをりさんです。

パネルディスカッションのスピーカーは、夏野剛さん、田代美江子さん、矢澤澄子さん。ITの活用、教育、(家事・育児労働をサポートする)公共サービスといった視点から、「女性が輝く社会のための必須条件とは何か?」を多角的にディスカッションできたら良いなと思っております。

参加申し込みの締め切りは11月8日(金)です。お近くにお住まいの方、是非いらしてください!

2013年10月16日水曜日

【講演のお知らせ】育休中のママのためのセミナー(エセナおおた、11月13日)

 11月13日(10:00-12:00)に大田区立男女共同参画センター「エセナおおた」のセミナーシリーズ、「育休ママのためのワクワク復帰プラン ~先輩から学ぶ職場復帰のコツと働き続けるヒント」でお話しさせていただきます。

 大学院在学中に長男を出産し、UNDP(国連開発計画)に就職する時には既に2歳の子持ち。在職中に長女を出産し、ひたすら自宅→保育園→職場→保育園→息子のサッカー練習場→自宅をグルグル回った日々・・・。色々な人の手を借りながらの子育てでしたが、たくさんの信頼できる大人から愛情を受け、ニューヨークの多様性の中で過ごした幼少期の日々こそが子どもたちの人生の基盤です。また、出産・子育てや日常的な家事労働をマルチタスキングでこなすことは、仕事にも大きなプラス効果をもたらしてくれました。

 組織(UNDP)への職場復帰の経験と、組織を離れフリーランスとして再出発した経験。そしてマンハッタンと東京の子育て・教育事情や我が家の選択を育休中のママたちにお伝えできればと思っています。

詳細・お申し込みはコチラです。

 

2013年9月30日月曜日

Gender Equality for Men (男性にとっての男女共同参画)

先週金曜日、早起きして埼玉県の国立女性教育会館(NWEC)に行ってきました。

NWECは毎年、国際事業として、アジア太平洋地域のジェンダー平等推進担当官や研究者やNGOリーダーに向けた2週間の研修を実施しています。

私もここ数年、各国からの研修生が自分達の国の現状と取組みついて報告し、議論するセッションのアドバイザーとして出席しています。

私の役回りは、
① それぞれのプレゼンを聴き質問&コメントすること
② 現状・課題・事例を整理・集約すること
③ ②をベースにいくつかの論点を導き出し、それに沿って議論をファシリテートすること
です。

これまでのテーマとして、ジェンダー統計、災害と女性、女性に対する暴力が取り上げられました。
今年は、Gender Equality for Men(男性にとっての男女共同参画)です。
ジェンダー=女性問題ではありません。どの社会にも、「男性のあるべき姿、男性の果たすべき役割」といった社会規範があります。「強くなければならない」「腕力がなければいけない」「恐れてはいけない」「負けてはいけない」「弱音を吐いてはいけない」「妻子を養って一人前」「経済力があってナンボ」・・・・。社会によって違いはありますが、ボトムラインの「強さ」というキーワードは共通しています。

とはいえ、生物学的に男性であっても、こうした「あるべき姿」的なジェンダー規範に皆が皆あてはまるわけではないし、あてはめる必要も無い、ましてや、職業や生き方などの人生の選択肢が生物学的な性別によって制限される必要は無いと思います。ところが、社会をよーく見てみると、法律や制度が「あるべき姿・果たすべき役割」を前提にしていたり、メディアや人々の意識にも反映されていたりします。

映画「男はつらいよ」の寅さんは、「結婚して、働いて、妻子を養って一人前」という(昭和の)「男性のあるべき姿」に反した生き方をしています。社会規範に縛られずに生きる寅さんの視点を通して、まっとうな人たち、まっとうな生活が時に滑稽に描かれているわけです。その寅さんに、甥っこの光男はとても懐いていて、思春期になると人生の相談事なんかもするわけですが、親戚や身近に「(社会から見て)あるべき姿」ではなくとも、自分の責任で自由に生きている大人がいるって実は大切なことなんだよなぁということにも気付かされます。

話はそれましたが、日本にも実は男性にはたくさんの「規範」があり、まさに「男はつらいよ」と言いたい人もたくさんいるのではないかと思います。特に、自殺者の数やその理由における男女差・男女の違いは非常に顕著ですし、震災後に関連死されてしまう方には男性が多いのです。2008年に非正規雇用者の問題・貧困の問題が可視化されましたが、そのきっかけとなった年越し派遣村に集まったのは殆どが男性でした。一億総中流と言われた時代にも、ずっと、シングルマザーと高齢の単身女性に貧困は集中していたのに、なぜ、年越し派遣村には圧倒的に男性が多かったのか・・。また、若い世代の未婚化が進んでいると言われていますが、男性に関していうと、年収によって結婚する・しないにはっきりと差がでています。震災後、妻を亡くしてシングルファザーになった男性たちは、シングルマザーになってしまった女性たちよりも非常に厳しい経済的苦境に立たされてしまいました。

これらの背景にあるのが、男女のあるべき姿という価値観、それに基づいた男女の役割分担・分業や法律・制度・政策、つまりジェンダーの問題です。
「ジェンダー平等社会」「男女共同参画」というと、女性の地位向上・女性の社会進出と狭義に捉えられがちですが、そうではありません。ひとりひとりが自分の意思に基づいた選択ができる社会、男性と女性が平等に教育を受け、心身ともに健康で、経済活動に参加し、家庭内・地域・社会・国等あらゆる場での意思決定に参画する、男性と女性が平等にあらゆる責任を果たす、それを可能にする社会をつくっていこうという概念です。

ということで、国際社会でも、「男性にとってのジェンダー平等」というのは重要なテーマになっており、いろいろな取組みが行われています。

今回、研修に参加したのは、モンゴル、ベトナム、フィリピン、カンボジア、タイの5か国から9名。

各国の報告は、
○ 国の概要 (面積・人口から特産品まで)
○ 国内のジェンダー平等推進における基本枠組み(基本法や基本計画や推進機構など)
○ 国内のジェンダー平等推進の進捗状況
○ 男性のジェンダー問題
○ 取組み事例と成果
○ 今後に向けた課題・提言
という共通フォーマットで行われました。

事例として報告されたのは、
○ 男性向けのワークショップ
○ 若い男性向けのgood men キャンペーン (DVや女性に対する暴力の防止や、家庭役割の分担を奨励するような内容が中心)
○ 男子学生の中退に歯止めをかけるためのキャンペーンや取組み
○ イスラム教の宗教リーダー・男性とのパートナーシップによる、地域の女性リーダー育成事業 
○ LGBT(セクシュアル・マイノリティ)に関しての意識啓発
など。

大まかに言うと、
○ DVや女性に対する暴力の防止
○ 無償労働(家事・育児・介護・看護等)の家庭内での分担
○ (宗教リーダー等、影響力のあるリーダーに対し)女性のエンパワーメントが進むことによる地域へのポジティブ効果
の3点における意識啓発やトレーニングが多いようでした。

また、共通の課題として浮かび上がってきたのは、
○ 世代間ギャップ (どこの国でも若い男性は、男女平等意識が強いし、家庭内の役割分担にも積極的なので、ワークショップやキャンペーンの効果も高い。難しいのは年配の男性。しかし、この人たちが「意思決定ポジション」を形成しているので、無視するわけにはいかない)
○ 地域間ギャップ (どこの国も、都市部と農村部では、大きな違いがある)
○ 多くの取組みが「女性視点中心」で企画されており、男性の参画が限定的 
という点。

そこで、ディスカッションでは、
① 意思決定ポジションにいる男性向けには、どのような「ロジック」「メッセージ」が効果的か?
② 男性の当事者意識を喚起するか?男性にとってのジェンダー問題とは?
③ ジェンダー平等推進は、男性に対する「脅威」ではなく、男性の「選択肢の拡大」も意味しているということを理解してもらうためには?
といった論点に絞り込み、話し合いました。

☆ ☆ ☆ ☆
各国の報告やディスカッションで出てきたことから、いくつかメモ。

○ 若い男性(ティーンネージャー等)に向けたGood Man Passportが面白い!良き男性像(暴力を振るわない、家庭役割・経済役割を分担する、物事を一緒に決めるなど)を表した写真をふんだんに使ったパスポート。わかりやすい。

○ モンゴルでは、「男子教育」が大きなジェンダー課題。教育や保健・医療は「女性の職業領域」とされているので、初等教育から大学教育まで教員は女性の方が圧倒的に多い。男子学生のドロップアウトを減らし、進学を奨励するには、男性教員を増やすことが大きな課題。(もともと、女性=知的職業、男性=肉体労働を中心とする職業というジェンダー分業があるのと、公務員としての教員の仕事はあまり給料が高くないので、男性が就きたがらないという背景要因もあるとのこと。)フィリピンでも、男子学生のドロップアウトが多いが、主要因は、男子が学校を辞めて賃金労働に就き、家計を助けることを求められるから。)

○ 農村地帯のモスリム・コミュニティで女性のリーダーシッププログラムを始める際、まずは宗教リーダーとの対話を含め、男性たちの参画を促した。最初は「は!?」というリアクションだったが、「女性の人権が守られて、女性が自立することは、このコミュニティの発展に大きな効果がある」という話をしたら、協力的になった。(これは本当によくある話。まずは長老や宗教リーダーが第一関門だが、ロジカルに入念に話をすれば、たいていOKになる。JICAがイエメンの女子教育で大きな成果をあげたのも、まず、長老・宗教リーダーたちを忍耐強く説得したから・・。女の子や女性が教育を受けたり、経済力を付けることによるメリットは直ぐに目に見えて出てくるので、そうすると周辺地域も感化され、同様の取組みを求めるようになるケース多し。)

○ 「男性=稼ぎ手、女性=稼ぎ手プラス無償労働」というジェンダー役割分担に加え、アジア地域では「家父長制的な規範(の名残)」が共通のジェンダー課題。

○ 男性のジェンダー問題としてあげられたのは、「疎外されるシングルファザー、男性のリプロダクティブヘルスの軽視、男性が仕事や経済活動で直面する困難がDVの主要因の一つ、社会や家族による経済的成功・社会的成功への高い期待、家の稼ぎ手としての重圧」など。(6月にプラン・ジャパンの視察で訪問したネパールでもそうですが、男性が稼ぎ手として都市部やインドへ出稼ぎに行かざるを得ないのも稼ぎ手役割があるからで、出稼ぎ先で怪我をしたり病気になる男性も多く、父親という大黒柱が倒れた時のセーフティ・ネットがなく、それが児童労働の大きな要因でした。農村地帯の女性の経済的エンパワーメントプロジェクトの効果は、女性だけにとどまるのではなく、夫が出稼ぎに行かなくても良い、子どもが学校に行ける、夫が倒れても子どもが労働することなく教育を受け続けられるなど、家族全員の選択肢を広げるのだということがデータにもはっきりあらわれていました)

現在、どこの国も「試行錯誤」の段階です。
○ 男性のフィードバックをしっかり集め、分析・評価し、それを今後のワークショップやキャンペーンやアドボカシー(政策提言、意識啓発)に活かしていくこと
○ (ワークショップでも、キャンペーンでも)企画から実施、評価のすべてのプロセスに男性が関わるようにすること
○ このような多国間研修の次のステップとしては、各国の取組みの中で使った「ツール」「カリキュラム」「パートナーシップ事例」「効果的だったメッセージ・ロジック」などを持ち寄り、共有し合うこと。
が必要かなーと思いました。




さて、この研修の最終日である10月5日(土)の午後に、東京のJICA研究所でNWECによる国際シンポジウム「男性にとっての男女共同参画」が開催されます。研修生が作成した各国の「取組み」のポスター展示もありますので、このテーマに関心のあるかたは是非ご参加ください。

私も行きたいのですが、なんと、国際ガールズデーのメインイベント@国連大学とぶつかってしまいました・・・。残念です。




2013年9月26日木曜日

【イベントのご案内】10月11日は、国際ガールズデーです!


 10月11日は、国連が制定した国際ガールズデー(International Day of the Girl Child)です。
3月8日の国際女性デー(International Women's Day)は歴史が長いのでご存知の方も多いと思いますが、ガールズデーは今年が2回目。これから定着していくと良いなと思っています。

まずは簡単に設立の経緯を・・・。
Because I am a Girl キャンペーンを世界中で展開してきた国際NGOプランが、数年かけて国連と各国政府に働きかけた結果、2011年12月の国連総会でInternational Day of the Girl Childの制定を呼び掛ける決議が採択されました。

「世界の女の子の現状に目を向け、国連女性差別撤廃条約や子どもの権利条約などの国際規約が掲げる通りに、女の子の人権を尊重し、女の子があらゆる意思決定過程に主体的に参加できるよう世界的な機運を高めていこう、というのがガールズデーの趣旨です。

第1回目のテーマとして国連が掲げたのは、「児童婚の撲滅」でした。現在、世界で約7,000万人の女性が18歳未満で結婚していると言われています。(国際法上、17歳まで子どもです。日本の16歳という婚姻年齢も改正すべき、と国連女性差別撤廃条約委員会からは再三指摘されています)

児童婚は、教育だけではなく、少女時代に享受すべきあらゆる機会を制限し、女性のエンパワーメント(自己決定しながら生きていくこと)の大きな阻害要因になっています。20121011日、国連本部では、世界の児童婚の現状と弊害が報告され、国連事務総長をはじめとする国連諸機関のトップが撲滅を訴えました。

日本でも、プラン・ジャパン、国連広報センター、ガールスカウトが共催し、第一回記念イベント「Girl's Impact ~ガールが世界を変える~」が青山の国連大学ウ・タントホールで開催され、会場にはたくさんの人が集まりました。

今年の国連テーマは、「Innovating for Girls' Education」(女子教育を推進するための、イノベーション)です。女の子が自立して生きるために必要な知識や技術を身につけるための「女子教育における、イノベーションの重要性」がテーマです。つまり、革新的・創造的なテクノロジー、IT、パートナーシップ、若い人たち自身のリーダーシップやアイデアを女子教育推進のためにどう活かしていけるかを議論しよう!という趣旨。

たとえば、
○ 女の子が安心して学校に通うために必要な交通手段(道路、バス、自転車、ボート、カヌーなど)
○ 女子学生の奨学金や女子就学率を上げる大きな要因である女性教師への給与の支払いを円滑にする送金システムを開発するための金融機関とのパートナーシップ(身近に教育を受け、自立したロールモデルがいると、女の子の就学率・定着率を上がるので、女性教師は大切な存在です。ただ、途上国では給与の支払いが円滑に行かないことがあり、農村地帯に女性教師を派遣するためには、円滑な給与の支払いや安全性の確保が大きな課題になります)
○ 学校・職業訓練校・大学などでの女子向けの理数系・工学系コースの開発と提供
○ 女子学生のリーダーシップ・スキルを伸ばすための企業と協力したメンタリングプログラム

などが、「ディスカッション・テーマの例」として挙げられています。

さて、日本では、ガールズデーに向けた取組みがさらにパワーアップ!4月にプラン・ジャパンの呼びかけで、国際ガールズデー推進ネットワークが立ちあがりました。NGO、企業、大学などの教育機関など、多彩な団体が参加しています。
○ 国際ガールズデー」の存在を日本の女の子たちにもっと知ってもらいたい!
○ 日本の女の子にも、自分自身のエンパワーメント(自分の人生の選択肢を増やし、自己決定しながら生きていく力を身につけること)の大切さを知ってもらいたい!
○ 世界中の女の子と繋がってほしい!
と、様々なイベントが企画されています。

私は以下のイベントに参加する予定です。皆さん是非、いらしてください!

① 10月5日(土) 国際ガールズデー記念イベント「世界を変えるもう一人のマララたち」(表参道)

   メインフォーラムのトークセッションにプラン・ジャパンの理事として登壇します。モデレーターは、国連広報センターの根本かおる所長がモデレーター、パネリストは、中央大学副学長で理工学部の加藤俊一教授(理系女子・リケジョの応援団です!)、パキスタンから来日する21歳の女子学生イルム・ヌールさん(不屈の精神で、働きながら学校に行き、大学に進学した若き女性リーダー)です。根本さんは先月着任されたばかりですが、実は、コロンビア大学大学院の同期生です。(私は出産のために途中で休学し、卒業年度は違うのですが・・(^^ゞ))

② 10月7日(月) 国際ガールズデー記念講演会 「グローバルスタンダードから見た日本~世界中の女の子が明るく輝くために必要なこと~」 (白百合女子大学) 

③ 10月10日(木) 国際ガールズデー記念 ShinQs' ガールズ・カレッジ2013 (渋谷ヒカリエ、organized by 国際協力NGOジョイセフ

他にも、書店でガールズのためのブックフェアが開催されるそうです。
女の子が身につけておきたいリテラシー(健康、法律、メディア、経済、政治)を紹介した、拙著『女の子の幸福論』もリストアプされているそうです・・・!
詳細がわかりましたら、またご案内いたします。

2013年9月24日火曜日

『世界女の子白書』~先生!これ、女の子の必修科目です!~

 女子高生・女子大生、そして女の子をお持ちのお父さん・お母さんに是非、手にとっていただきたい本が誕生しました!それは、『世界女の子白書』!!



 電通ギャルラボによるプロデュース、世界の妊産婦・女性支援に長年の実績のある国際協力NGOジョイセフの協力によって実現した素敵な、でも骨太な一冊です。

 プラン・ジャパンのBecause I am a Girlキャンペーンもそうですが、やっぱり「クリエイティブ」の力って大きいんだな・・・!!と実感します。同じ「ジェンダー問題」の事を伝えるのでも、「なるほど、そういうキャッチコピーがあったか・・・」「うわ、こういう写真の使い方があるんだ・・・」「こういう色使いだと可愛くて、魅力的に見える・・・・」「やっぱりイラストがあると違うねー」「なるほど、そういう言い回しだとダイレクトに通じるのか・・」とか、従来の見せ方とは全く違う見せ方というか、センスの良さには目から鱗がぽろぽろと。。。。。この本も、まさにそう。さすが電通ギャルラボ・・・。

 本の中には、日本、タンザニア、ロシア、トルコ、ネパールなど、世界各地のたくさんの魅力的な女の子が登場しています。彼女たちが語るのは、性のこと、結婚のこと、出産のこと、ファッションのこと、食事のこと、働くこと、政治のこと・・・。この女の子たちがこれから先、幸せな人生を歩むために知っておくべきこと、手を携えながら行動をとるべきこと、たくさんのヒントがつまっています。

 自分の考えを書きとめる、ワークシートもついていて、「10年後に叶えたい事」の欄には私も思わずワクワク・・・。いろいろと頭に浮かんできました。。。

 そして、私も「元女の子枠」(笑)で、誌上座談会「ガールズサミット:人生の先輩女子と語る!『女の子のしあわせ』」に参加しました。拙著『女の子の幸福論 もっと輝く明日からの生き方』を読んだ電通ギャルラボのプロジェクトチームが「是非!!」と呼んでくださったのです。というワケで、日本の女の子に知っておいて欲しいこと、ぜひとも身につけて欲しいリテラシーについて、お話ししました。

 本の帯は、ファッション・モデルでジョイセフのアンバサダー富永愛さんの写真と「学校では教えてくれない、世界の女の子の真実です」というコメント。

そして、「先生!これ、女の子の必修科目です!」というコピーには唸りました・・・。すごいなー。ホントにそう思います。

 

【登壇のお知らせ】光畑由佳さんとのトークセッション@モーハウス青山店

 10月7日午後1時半~3時に、モーハウス青山店でのママ向けトーク・セッション「大崎麻子×ミツハタクロストーク」にお招きいただきました!拙著『女の子幸福論 もっと輝く明日からの生き方』を読んでくださった光畑由佳さん(モーハウス社長)から、「この本に書かれていることを、是非、ママたちにも伝えたいワ!!」と熱いラブコールをいただきました(*^_^*)

 私は二人の子どもをニューヨークで出産したのですが、マタニティと授乳用品の殆どは日本で調達していました。アメリカにも色々とあるのですが、日本のものの方が機能性や耐久性が優れているのです。カタログを取り寄せてファックスでオーダーし、日本の家族に持ってきてもらったり送ってもらったことを思い出します。その時に特に感動したのは、マタニティのストレッチ・パンツ。一見、足が細く見えるスリムパンツなのですが、お腹のところは伸縮性のある布で出来ていてお腹が大きくなるにつれて、調整できるのです。当時、アメリカでもマタニティ・ウェアはダボーーンとしていて、お洒落感は無し。スリムパンツは、ママコートと同じ位、ニューヨークや国連勤務のママたちから驚き&称賛の嵐。通りすがりの女性から、「それ、どこで買ったの!?」と聞かれることも多々ありました。

 あれから19年&12年・・・。日本の授乳服・授乳下着はさらに大きな変化を遂げていたのですね・・!

 東日本大震災後、東北の女性支援の一環で妊産婦さんや赤ちゃんのためのプロジェクトにも関わりました。被災三県を歩きまわってママたちや助産師さん・保健師さんたち、行政の母子保健担当者、そして、ジョイセフという妊産婦支援の国際協力NGOのスタッフの方々や、産婦人科の先生からも、被災地ひいては日本全体のマタニティ事情について色々なことを教えてもらいました。

 そんな中、そこここで聞いたのが、「モーブラ」。も、もーぶら??最初はピンと来ませんでしたが、授乳ブラの事です。私の授乳時代(?)にも授乳用下着はありましたが、この「モーブラ」はそんな次元では無いらしい・・・。どこでも人の目を気にせずに授乳できる、魔法のようなブラなんだそうです。母乳育児では、数時間に一度、必ず授乳タイムがやってきます。どうしても肌を出さないといけないので、自宅が一番安心。やむを得ず外出しなければならない時は、どうにかして人目につかない場所を探さなければなりません。その苦労、よーーーーくわかります。

 が、このモーブラは、人目を気にせずに授乳が出来る優れ物だと言うのです。赤ちゃんを横抱きにしているようにしか見えないのに、実は授乳中・・・。最初に写真を見てびっくりしました。え!?本当に授乳しているの!?

 このモーブラの発案者であり、モーブラ(プラス、授乳服)を開発・販売するモーハウスの社長が光畑由佳さん。モーハウスのスタッフはママが中心で、子連れ出勤がデフォルトの就業形態。モーハウスのお店でも赤ちゃんを抱っこしたママ・スタッフが接客するのだそうです。その様子を描いた『働くママが日本を救う!子連れ出勤という就業スタイル』は話題を呼び、ワークライフバランスや働き方、少子化対策についてもいろいろな所で発信・提言されています。

 外出先でも気兼ね無く授乳できるようになること=女性の選択肢が一つ増えた、ということだと思います。日本のマタニティ・育児事情を知るにつけ、「新米ママの孤立した状況」を痛感しています。日中、家の中に乳児と取り残され、一切の責任をママが負う事によるプレッシャー。それが乳児虐待や後の児童虐待・ネグレクトの要因になることも指摘されています。お母さんと赤ちゃんの行動範囲が少しでも広がることは、核家族化した現代の育児家庭にとってとても大切な事だと思います。

 ということで、光畑由佳さんとモーハウス青山店でトーク・セッションを行います。光畑さんとは今年6月に初めてお会いし、その後、私がOxfam Japanのジェンダーアドバイザーとして関わっている南三陸での女性起業応援プロジェクトの講師をお願いし、一緒に仙台・南三陸を旅してさらに意気投合。サバサバしていて、面白くて、温かい、カッコイイ女性です。

 定員6名ということなので、こじんまりした雰囲気の中、育児のこと、子どもとお母さんの日々の生活のことなど、楽しくお話できればなと思っております!

 



2013年8月31日土曜日

【登壇のお知らせ】ESD(持続可能な開発のための教育)のワークショップ&国際バカロレア(IB)に関するあれこれ

 「ESD(持続可能な開発のための教育)の10年・世界の祭典推進フォーラム」主催の個別テーマワークショップ、「貧困撲滅と社会的公正のための教育: ジェンダー平等と社会的公正」にて、パネリスト&分科会ファシリテーターを務めます。

 世界経済フォーラムのGlobal Gender Gap Reportのジェンダー平等進展度ランキングで、日本は135カ国中101位。UNDPが毎年発表する人間開発報告書の最新版Human Development Report 2013でも、ジェンダー平等&女性のエンパワーメントに関しては日本は先進国で最下位だそうです。

 このワークショップの全体ファシリテーターは、廣野良吉先生(成蹊大学名誉教授)。UNDPの大大大先輩です。。。打ち合わせでお会いしたときに、「グローバル、グローバルと言うけれど、物事を『歴史的な文脈』を踏まえて捉える力、『普遍的な視点』で捉える力、そして、なにより『倫理観』(ethical perspective)が必要だ」という話になりました。「道徳」ではなく、「倫理」。息子が2年間、のたうちまわった国際バカロレア(IB)・ディプロマコースは、まさにその3つをベースとしたカリキュラムになっていました。

 グローバル教育拡充の一環として、「日本でも国際バカロレア課程を・・・!」という掛け声がかかっていますが、たとえ枠組みをつくっても、深い教養を兼ね備えた優れた指導者がいなければ、IBは成り立ちません。先生がダメだと、そのツケはディプロマ試験を受ける学生たちにまわってきます。論文や長時間の筆記試験に耐えうる知識・論理的思考力・文章力を身につけさせるのは並大抵の仕事ではないだろうと、息子の2年間を見てきて痛感しています。

 国際バカロレアの導入・普及には大賛成ですが、「指導者の養成をどうするか」が大きな課題。また、日本の昨今の公共の言論空間・政治空間には、IBのスピリットとは対極的な動きが加速しているような気もします。

 話がそれましたが、日本が抱える問題を普遍的・グローバルな視点から検証してみることはこれから益々重要になっていくと思います。こうしたシンポジウムやワークショップに是非、足を運んでいただければと思います。


 

【研修のお知らせ】国際機関向け人材育成研修コース

 国際機関職員を目指している社会人や大学院生の方を対象とし研修コースのお知らせです!私は「ジェンダー」の講義(ワークショップ)を担当します。

外務省委託事業 平成25年度 国際機関向け人材育成研修コース

グローバル・イシューや国連の枠組みの知識の習得から採用試験に向けたトレーニングまで、きめの細かいカリキュラムになっています。3ヶ月間の国内研修に加え、一定の条件を満たした受講生には海外研修の機会も用意されているそうです。

 包括的なカリキュラムも魅力的ですが、講師陣も多彩な顔ぶれ。各領域の最前線で活躍されている方々や、長年、国連に勤務し、幹部職員としての経験をお持ちの方々が講義を担当されます。私がUNDP時代にお世話になった長谷川佑弘さんや和気邦夫さんも登壇されます。

 とてもインテンシブなコースですが、国際機関への就職を真剣に考えている方にはおススメの研修です。

 この研修を企画・実施しているのは、FASID(国際開発機構)。私もその昔、外務省によるJPO派遣制度の試験に合格したあと、FASIDでJPO向け研修を受けました。一緒に受けた同期の仲間たちは、今、世界中で活躍しています。国連に残っている人もいれば、国連での経験を活かして別のキャリアに進んだ人も・・・。感慨深いなー。
 

【登壇のお知らせ】女性未来シンポジウム~女子高校生の輝く未来へ~(大阪)

 9月13日(金)18:00から、グランフロント大阪で開催される「第1回女性未来シンポジウム ~女子高校生の輝く未来へ~」(主催:大阪国際大学)にパネリストとして登壇します。


 大阪国際大学の准教授でジェンダー法学の専門家、谷口真由美さんがモデレーター。谷口さんはバリバリのアカデミシャンなのですが、バリバリのおばちゃんでもあります。昨年、大阪で初めてお会いした時は、頭のてっぺんから足の先まで全身豹柄、関西弁のマシンガントークに圧倒されましたが、飴ちゃんと全日本おばちゃん党(AJOP)のおばちゃんステッカーをくれたので、仲良くなりました(笑)谷口さん、オッサン政治にシャレでつっこもうという「全日本おばちゃん党」の代表代行として、大活躍されています。とにかく、軽妙で論理的でウィットのあるトークが天下一品。一体どんなディスカッションになるのか、まったく予測がつきません(^◇^)

 他のパネリストの方々のお話を聴くのも今から楽しみです。

 ハリス鈴木絵美さんは、世界最大の電子署名サイトChange.orgの日本ディレクターとして、大活躍されています。いつ会っても明るく朗らか。ユーモアたっぷりで頭脳明晰な素敵な方です。米国のイェール大学を卒業後、コンサルティング会社で働きつつオバマ大統領の選挙キャンペーンに関わっていたとのこと。ひとりひとりが主体的に考え、社会に参画することが民主社会の基本。Change.org(=電子署名サイト)は、そのための革新的なツールだと思います。絵美さんが若い女性たちにどんなメッセージを送るのか、興味しんしんです。

 民間企業でキャリアを積んでこられたIBM理事の伊藤久美さん、アストラゼネカ執行役員の野上麻理さんのお話も楽しみです。

 対象者は、


  • 現役女子高生とその保護者
  • 現役女子大学生
  • 大阪市内勤務の女性ビジネスパーソン
  • 教育関係者
  • 高等学校の教員   ほか

とのことですので、奮ってご参加ください!

お申込みはコチラから→ https://w2.axol.jp/entry14/oiu/step01?f=18

 

 

【登壇のお知らせ】貧困と格差のない日本と世界を作るために、いま、できること~「ミレニアム開発目標(MDGs)」レビュー・サミット in 東京

 9月11日(水)の夜、「貧困と格差のない日本と世界を作るために、いま、できること ~ミレニアム開発目標(MDGs)レビューサミットin 東京」というイベントに登壇します!

 2000年9月に開催された国連ミレニアムサミット。参加した189の加盟国のうち、146カ国は国家首脳が出席という史上最大のサミットでした。この時に採択されたのが、「国連ミレニアム宣言」。21世紀を迎えるにあたり、国際社会は今いちど「国連憲章」の原理原則を確認し、一丸となって「平和で公正な世界」を作り上げていこうという決意が述べられています。日本は当時の首相、森善朗氏が出席し、この宣言に署名しています。

 ミレニアム宣言が掲げる「平和で公正な世界」を目指すための最初の1歩として設定されたのが、8つの目標からなる「ミレニアム開発目標」です。これは、ミレニアムサミットの後、国連事務局がまとめたもので、貧困、教育、妊産婦の健康、ジェンダー平等と女性のエンパワーメント、環境など、一人一人が尊厳のある人生を送るための必須条件が網羅され、2015年という達成期限と、数値目標を示した画期的な枠組みになりました。MDGsは現在、国際社会の開発支援の共通フレームワークです。どこの国に行っても、政府であれNGOであれ、「MDGs」と言えば、直ぐに話が通じます。

さかのぼって2001年。当時、私が働いていたUNDP開発政策局貧困削減部は「MDGsを国際社会共通のフレームワークにすべく、普及活動をせよ」という任務を課せられました。各国政府の最初の反応は、「また、別の開発目標かい??」。NGOの反応は、「ミレニアム宣言で最も重要な、人権やガバナンスに関する目標が入ってない!」。女性NGOの反応は、「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントが一つのゴールになっているのは良いけど、進捗を測るための指標が教育における男女格差の解消じゃあ、全然充分じゃない!!」などなど。。。。

 その後数年にわたり、私がいたPoverty Groupのはいつくばるような普及活動は続きます・・・。

 最初の反応はとても悪かったのに、なぜ今、MDGsが世界共通のフレームワークになったのか・・・?実際、どのような効果をもたらしたのか・・・?成果はあったのか・・・?といったのようなことをいつも、授業や講演でお話ししています。

 2000年の時点では、途上国と先進国(ドナー国)、つまり援助される側と援助する側の境界線ははっきりしていました。ところが近年、新興国がどんどん経済力をつけ、存在感を示すようになり、先進国とされていた国々は国内の財政が悪化し、不平等が拡大するという状況で、MDGsの捉え方も変わってきています。それが、MDGsの達成期限である2015年以降の新たな国際開発フレームワークをどうするか?という、現在進行中の「ポストMDGs」の議論の根幹にあります。

 9月11日のイベントでは、第一部でMDGsの成果とポストMDGsに向けたビジョンについて議論し、第2部では貧困・ジェンダーという2つのグローバル・イシュー(地球規模課題)について、日本国内の現状・問題と関連付けた議論をします。貧困も、ジェンダーも、ガバナンスも、途上国だけの話ではありません。先進国とされていた国々も、近年は国内の不平等や格差の問題を抱え、それらとどのように向き合っていくのかが問われています。だからこそ、こうした問題は、「グローバル(地球規模)」課題と呼ばれているのです。

 昨今、大学のみならず、中学高校でも「グローバル人材」とか「グローバル教育」というスローガンをよく目にしますが、MDGsやその背景にある国際社会の取組みの変遷を学び考えること、それをきっかけに日本国内の問題(貧困、ジェンダー、暴力、人権、ガバナンスetc=グローバル・イシュー)に目を向けることが、グローバル教育の第一歩ではないかと思います。

 また、どんな形であれ、どんな領域・地域であれ、途上国の開発支援や国際協力に携わりたいと考えている人には是非、基礎知識として押さえていただきたい事柄です。

参加費無料です!


2013年8月10日土曜日

Linkin Park (リンキンパーク)のプレスイベント@ハードロックカフェ東京

7月8月は、世界各地で仕事をしている友人・知人が休暇で一時帰国をする時期。久々に再会し、食べて、飲んで、近況報告をし合う・・・という私にとっては楽しく刺激的な季節でもあります。

昨日、2年ぶりに会えたのは、UNDP開発政策局時代の同僚で、今は国連事務総長室で再生可能エネルギーの専門家として「Sustainable Energy for All (すべての人々に持続可能なエネルギーを)」という世界的イニシアティブを進めている高田実さん(こちらに少し前のインタビュー記事⇒http://www.unforum.org/unstaff/71.html)。「六本木で顔を出したいプレス・イベントがあるので、一緒に行って、そのあとにランチしましょう」と声をかけていただきました!

そのプレス・イベントとは・・・Linkin Park (リンキンパーク)というアメリカのロックバンドとハードロック・カフェのコラボにより発売されるチャリティTシャツの発表記者会見。チャリティTシャツの目的は、彼らがバンド活動のかたわらに設立した非営利団体Music for Reliefが、国連のSustainable Energy for Allに触発され、それに協力するために立ち上げた新たなプログラムPower the World」のことを知ってもらうこと、そして、Tシャツの売上の一部を既にハイチ、ウガンダ、南米などで行っているプロジェクトの活動費に充てることだそうです。

高田さんによると、「国連の取組みを支援したい」という申し出は、リンキンパーク側からあったそうです。記者会見の中で、マイク・シノダさんもおっしゃっていましたが、当初、国連が制作したSustainable Energy for All動画は、ほとんど誰も見ていないような状態。ところが、Linkin Parkがフェイスブック上で共有したところ、一瞬で、数百万人が視聴したとか。お金を集めるだけではなく、「自分たちも実は知らなかった、途上国が抱える問題」について、多くの人に関心を持ってもらうことや解決に向けてアクションを起こしてもらうことも、Linkin Parkにできる重要な支援だと深く理解しているようでした。Power the Worldのウェブサイトには、「問題を知る」ための動画に加え、「寄付をする」「署名をする」といったアクションを取るための仕掛けもしっかり作りこまれています。


 記者会見での話や、高田さん、そしてPower the Worldの責任者でロサンゼルスから駆け付けたホイットニーさんから聞いた話をまとめると、そもそも、Linkin Parkは、ハイチの大地震の時に本格的に災害支援に取組みはじめたそうです。東日本大震災の時にも直ぐに寄付を集め、石巻を訪問し、子どもや学生や先生たちと交流しました。

 災害支援にかかわるうちに、被害が拡大する原因の一つに「世界の5人に1人が電気などのエネルギーにアクセスできないまま、生活しているという現状」があることに気付いたとのこと。料理のための薪を確保するために木を伐採することで地滑りが起こりやすくなる、長時間を要する薪集めが女の子の教育や女性の経済活動のハードルになっている、薪以外のものを燃して料理し、有害物質が出て中毒死する人がたくさんいる、帝王切開ですらローソクの明かりを頼りに行われている、クリニックを建てても薬や予防接種のワクチンを貯蔵するための冷蔵庫が無い・・・・・。米国に暮らし、電気やガスがあることが「当たり前」だった彼らには、「災害」の背景にあるエネルギーへのアクセスの問題は、衝撃的だったのでしょう。

 高田さんのチームが進める「Sustainable Energy for All」はまさに、持続可能なエネルギーを世界中で供給し、人々の暮らしや人生の選択肢を広げようという試みです。Linkin Parkがその趣旨に賛同し、コラボレーションが始まった・・・というのが大まかな経緯なようです。ホイットニーさんが見せてくれたのは、サッカーボール状の発電機「Soccket」。太陽の下でボールを蹴ることで発電し、夜は読書灯に早変わり。これで、子どもたちも本を読んだり、勉強をすることができます。さらには携帯充電機や水の濾過機としても使えるそうです。Power the Worldでは、南米でSoccketを子どもたちに配布する事業も行っており、Tシャツの収益金は、こうした取組みに充てられるようです。(Soccketの写真を撮るのを忘れましたが、ウェブサイトに出ています)



 恥ずかしながら、私はLinkin Parkのことは全く知らず、18歳の息子に聞いて初めて、Linkin Parkが世界で数千万枚のCD(?)を売上げ、グラミー賞を受賞し、5600万人がFBに「いいね!」を押し、ツイッターのフォロワー数は300万人という「スゴイ」バンドだということを知った始末・・・・。だから、目の前で「自分たちが災害支援と持続可能エネルギー供給支援に取組む理由や、途上国のエネルギー問題を理路整然と語る」マイクさんとチェスターさんが、国際NGOの人たちにしか見えなかったという・・・(汗)大変失礼な話ですが、それくらい、問題を的確にとらえ、広く深く理解していらっしゃるということです・・・。(高田さんやホイットニーさんによると、やはり、相当勉強されている模様!)

「災害支援」をきっかけに、その背景にあるグローバル・イシュー(地球規模課題)にも目を向け、解決に向けて自分たちの発信力や影響力を行使する・・・・先日来日したアンジェリーナ・ジョリーさんも「難民支援」をきっかけに、その背景にある紛争やジェンダーの問題を深く学び、今では「紛争時の性暴力の防止」のグローバル・リーダーです。

さて、Linkin Parkの取組みは、国連ミレニアム開発目標(MDGs)にも大きく貢献している訳ですが、2015年で一区切りを迎えるMDGsの次なるグローバル・フレームワークをどうするか?が国連や国際社会で議論されています。

9月11日に、日比谷の図書文化会館で「貧困と格差のない日本と世界を作るために、いま、できること:ミレニアム開発目標(MDGs)レビュー・サミットin東京」というイベントに登壇しますので、是非、いらしてください。エネルギーやジェンダーの話をしたいと思っています!

ちなみに、リンキン・パークのTシャツは、世界各地のHard Rock Caféで買えるそうです。WWDの記事に詳しく紹介されています。

もう一つちなみに、MDGsのきっかけとなった2000年の国連ミレニアムサミットに日本政府を代表して出席したのは、森善朗氏(当時、総理大臣)。今思うと、同行していたのは安倍総理(当時は副官房長官)でした。国連邦人職員会との食事会には、森総理(当時)の勝手連として、山本一太氏や高市早苗氏もいらしてました、そう言えば。

2013年8月3日土曜日

カフェ・グローブにインタビューが掲載されました!

 40代の働く女性に向けたブログ・メディア、「cafeglobe」(カフェ・グローブ)にインタビュー記事が掲載されました!

2013年7月26日金曜日

【登壇のお知らせ】大田区立男女平等参画センター「エセナおおた」(7月30日)

7月30日(火)にエセナおおたでお話しさせていただきます。午後2時から4時までです。
いただいたお題は、「グローバルな視点を持つ!世界の女性が明るく輝くために!」

世界共通の課題や現状をデータを踏まえてご紹介しつつ、先月訪問したネパールの女性たちの話(プラン・ジャパンのプロジェクトです)、そしてアッと驚く日本の現状や課題についてもお話したいと思っています。

お近くにお住まいの方、是非いらしてください!


2013年5月22日水曜日

【登壇のお知らせ】『女の子の幸福論~これから必要な5つの条件~』(西宮市)

女の子の幸福論 ~これから必要な5つの条件~
6月15日(土)13時~15時
西宮市男女共同参画センター ウェーブ


拙著『女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方』 から、自分の人生を主体的に、幸せに生きるためのヒントがご紹介させていただく予定です。

① クリティカル・シンキング ~「事実」と「意見」を区別し、納得のいく「選択」をする~
   
② リプロダクティブ・ヘルスとライツ ~心と体はあなたのもの~
   
③ リテラシー ~主体的に生きるための基礎知識~


  • リーガル・リテラシー ~法律の知識があなたを守る~
  • メディア・リテラシー ~情報の受け止め方を鍛える~
  • ファイナンシャル・リテラシー ~自立のための基礎知識~
④ これからのパートナーシップ 
   
⑤ 政治への参加 ~有権者・納税者として、より住みやすい社会をつくる責任はあなたにも~


こじんまりした雰囲気で、楽しい会にしたいと考えています。お近くにお住まいの皆さま、是非いらしてください!保育サービスもあるそうです!

お申込み方法ほか、詳細はコチラです。


2013年4月2日火曜日

【出版のお知らせ】『女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方』(講談社)



3月27日に、『女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方』を出版しました。
初めての著書です。

ここ20年間近く、途上国を中心に「女性のエンパワーメント」に携わってきました。
女性のエンパワーメントが目指すのは、「人生におけるあらゆる選択肢を自分の意思で選びとって生きていくために必要な力、家庭内や社会の意思決定に男性と同じように参画する力をつけること」です。それがジェンダー平等社会の必須条件です。

日本でも、必要なことだと思います。

この本は、元気いっぱいな女の子だけではなく、ちょっと生きづらいナと思っている女の子にも手にとっていただきたいなと思っています。(最寄の図書館にリクエストすれば、取り寄せてくれます!)

生きていれば、必ず理不尽なことに遭遇します。
そんな時に、誰かや何かに依存せずに、自分で人生の舵取りをしていけるチカラ。
今の事だけ、自分の視野に入ることだけ、という近視眼的な視点ではなく、長い目で、そして柔軟な視座で考えるチカラ。

そんなチカラをつけることが、幸せな人生の土台になるのではないかなと思います。

本の中では、
① 自分で考え、自分で決める習慣をつけること。
② 多角的な視点やリテラシーを身につけること。
③ 他の人と繋がる力を築くこと。
を提案しました。

そのために必要なスキルやリテラシーを専門家の方々に取材して、まとめてみました。
① クリティカル・シンキング ~「事実」と「意見」を区別し、納得のいく「選択」をする~
   (狩野みきさん 大学教員)
② リプロダクティブ・ヘルスとライツ ~心と体はあなたのもの~
   (吉田穂波さん 産婦人科医)
③ リーガル・リテラシー ~法律の知識があなたを守る~
   (伊藤和子さん 弁護士)
④ メディア・リテラシー ~情報の受け止め方を鍛える~
   (菅谷明子さん ジャーナリスト)
⑤ ファイナンシャル・リテラシー ~自立のための基礎知識~
   (崔真澄さん マーケットアナリスト)
⑥ これからの夫婦のパートナーシップ ~専業主婦?共働き?~
   (治部れんげさん 経済誌記者)
⑦ 政治への参加 ~有権者・納税者として、より住みやすい社会をつくる責任はあなたにも~
   (目黒依子さん 社会学者)
第一線でご活躍中の皆さんですが、本書の趣旨に賛同し、それぞれがお持ちの経験・知見を惜しみなくシェアしてくださいました。女の子を応援したい!という気持ちがビンビン伝わってきました。

是非、手にとっていただけると嬉しいです!
お近くの図書館にリクエストしていただいても良いですし、アマゾンなど、オンライン書店からもご購入いただけます。

自分の娘や姪っ子たち、学生たちを念頭に置いて書きましたが、男性や娘さんがいらっしゃる方々にも是非読んでいただきたいです!